職人日記 “SPCフローリング”とやら、本当に欧州で流行っているの?? 知り合いの内装メーカーから、直接、欧州から買い付けたと言う”SPCフローリング”とやらの施工を依頼された。栃木県内の学習塾。15センチ角の厚み6㎜未満のサンプルを確認して、まずその重さにビックリ!聞けば石が原料、名前の由来は"Stone ... 職人日記
職人日記 本当に薦められる床材…無垢床材に替わり得る商品 合板フローリングが、何十年もずっと同じ値段帯にある割には、諸般の事情から、製造方法だけは強烈に難易度が高くなり、結果、メーカーにとっては、儲かるどころか作れば作るほど疲弊している商品になりつつある、と言う事は先般書いた通り。 では木... 職人日記
職人日記 強烈に製造が難しくなる合板フロア↔ずっと同じ販売価格 日本でフローリングと呼ばれる製品の8割近くを占める製品の基材となる、ラワン合板の調達の難しさが叫ばれて久しい。強烈な品質の低下に加え、上がる一方の値段そしてそれでも容易に買えない現実。一方で、肝心の完成品の販売価格は、コストのupに比例し... 職人日記
職人日記 変われる者(物?)が一番強い、それはフローリングでも同じ。 何とまぁ、暖かい冬だ。従って現場も多い。寒さで手が悴む事も無いから、それはそれで嬉しいのだが。マンションくい打ち問題で販売不振が囁かれる中、一番好調は大手ハウスメーカーの戸建と言う。確かにそれなりの物件で、それなりに高い床材を貼る機会が増... 職人日記
職人日記 材だけでは売れなくなったから…… フローリングを売っていた先が、工事まで手を出す事 が珍しくなくなって来た。それも目先を変えて、無垢の研磨だって。研磨自体は時勢に応じて、良い物を長く使おうと言う事で大変結構だが、それを導入する先の台所事情はそう簡単では無い。 一言で... 職人日記
職人日記 いまどき熟成肉が流行、それはラミネートフローリングでも同じ!? 消費税増税のラッシュ需要後、急に静かになった。何もかも。職人不足と言われているが、一方で建築物の審査が更に厳しくなったのか、声は死ぬほど掛かれど、どれも乗り込みが著しく遅れる、そして結果的に重なって断わらざるを得ないケースばかり。 ... 職人日記
職人日記 ぎったんばっこん波打つ!?中国製の無垢フローリング 忙しい。新聞やテレビで騒がれているそのまま。選挙後に上向いた消費意欲、消費税アップの駆け込み需要なんて理由で、戸建もマンションもそして店舗も沢山建っており、従ってどこも職人が足らない。 おーい、数年前に職替えしてしまった連中、何処へ... 職人日記
職人日記 理解の無いゼネコン・ガタガタの土間コン 急に寒くなった中、長野のホテル新築現場で3000㎡の大きな仕事が舞い込んだ。以前、私が指導した欧州メーカー製ブナ材の無垢フローリングの施工である。前回の苦い経験(職人日記「2010年6月某日栃木のリゾートホテルにて」参照)を踏まえ、心して... 職人日記
職人日記 甘くみてはいけない施工後の床の全面研磨 現場で知り合った地場のビルダーの監督から問われる。「施主が奮発して入れた国産杉の圧密無垢フロアで、UV塗装の一部剥がれが起こり、艶まで元に戻せ!と言われて難儀している。費用はフローリングメーカー負担に出来そうだから、いっその事、全面サンダ... 職人日記
職人日記 やっぱり欧州にもあった、床の軋みを減らす応急処置 知り合いの若い職人から相談を持ち掛けられる…「床の継ぎ目の軋みに文句言われたら、どう直せば良いか?」 永遠の課題、と言っては大袈裟だが、良く聞く話。我々が良くやるのは台所用洗剤の原液を継ぎ目に僅かに注入してやる事。固い物が擦り合って... 職人日記