クロノスパン・ルーマニア会社は、15億円余りの投資を以て、OSB生産ラインにオンラインカッティングの導入を決定しました。これは現行、外注で行っている特寸カットやサネ加工を、全て自社工場内のOSB本生産ラインにて一貫加工するものです。近い将来の生産増及び受注増を見込み、先んじて改善を敢行します。
既にオンラインカッティングの機械は発注済であり、商業生産は2017年初頭からの見込みとなっています。
それに先立ち、2016年4月生産分から荷姿を大幅に改善します。2016年4月生産分からの改善点は3点;
①リン木を新たな仕様とし、幅方向からもフォークで持ち上げられる様にする。
②同じく縦バンドを掛ける(現在、欧州一部のメーカーしか実現出来ていない)。
③ストラップバンドルの強度を5割upかつ幅広に変更する。
前述のオンラインカッティング導入後は、現行の中心部釘打ち線に加え、両端部の釘打ち線も実施、加えて端口塗装やサネ加工までもが、本ラインで可能になります。
日本初入荷後3年半の短期間で、2015年の実績は月間平均1500m3、既に日本国内では第3位のメーカーとしての地位を確立、更に対日拡販を推し進めるものです。
これまで外注の使用が最もコストの掛かる点であり、新設備の導入に依り、更なる輸出競争力が期待出来ます。
増々強くなるクロノスパン・ルーマニアのOSBに是非ご期待ください!